小学生で英検準2級|小1の家庭で行った対策まとめ

英検準2級は、日本では「高校中級程度」とされている英語レベル。
語彙量・読解力・ライティング力のすべてが一段階引き上げられ、「英語を知っている」状態から、「英語で考え、表現する」段階に入ります。
おうち英語で英語を積み重ねてきた家庭にとって「力がついてきたな」と実感しやすい級でもあります。
長男・次男ともに小1で英検準2級に合格。
この記事では、
- 文法
- 長文読解
- ライティング
- リスニング
- 面接
- 使用した教材
について、実際に家庭で行った対策をまとめています。小学生で英検準2級を目指す方の参考になれば嬉しいです。
▼英検のまとめ記事はこちら
目次
文法|求められるのは「知識量」

準2級で、最も大きな壁になるのは
「知識量」
単語、表現、そして背景知識。これらのストックが、そのまま文法の得点に直結します。
ですが、わが家では単語を「覚えさせる」ことはしませんでした。代わりに意識してきたのは、「知識を経験と結びつける」こと。
たとえば、
- 日常で身近にあるもの
- 科学館や動物園で体験したもの
- 動画や本で見たもの
こうした経験の中で出会った言葉は、自然に子どもたちに定着します。
これを、日本語と英語、両方の言葉で覚える。こうすることで、丸暗記ではなく「意味のある知識」として積み上がります。
YouTubeは 英語でみる
これが、わが家の基本ルール。
特に 時間制限はしていませんが、たいだい1日に30~1時間程度(雨の日は もう少し長め)
■ Peekaboo Kidz(Dr. BinocsShow)
現在、わが家のメイン番組。
海外のインターナショナルプリスクールで教えてもらった、インド発の教育系番組 Peekaboo Kids
身近な科学、季節のこと、宗教、歴史、文化など。幅広いテーマで、更新頻度も高めなのが高ポイントです。
長文|対策は不要。必要なのは多読の蓄積

準2級になると、長文の文量と内容が一気に増えます。
ですが、今回も特別な長文対策は行いません。
日常的に英語を読む習慣があれば、長文は自然に読めるようになります。
わが家で中心となっていたのは、
- 英語の絵本、児童書
- Raz-Plus(オンライン多読教材)
読む際は、Who What When Where Why How を意識しながら、「内容を理解する」ことを優先します。
問題を解くための読解ではなく、理解するための読書。この積み重ねです。
あとは 試験形式に慣れるために、無料公開されている過去問 を数回解く程度で十分です。
ライティング|思考と言語を結びつける

英検準2級 ライティング概要
英検準2級のライティングは、2題構成。
- 意見陳述
- Eメール問題(2024年度から追加)
3級と同じ構成ですが、意見陳述では、より抽象的なテーマが扱われます。
環境問題やテクノロジーなど、単なる日常会話だけでは書けないテーマも。
わが家では、特別な教材は使わず、代わりに「日常会話を深める」ことを重点的に行いました。

たとえば、
「スマートフォンとタブレット、両方必要?」
「なぜそう思う?」
こうした問いかけを通して、
- 自分の意見を持つ
- 理由を考える
- 言葉で表現する
このプロセスを日常の中で積み重ねます。ライティング力は、書く量以上に「考える経験」によって伸びていきます。
意見陳述の「型」

では、意見陳述について説明します。
ポイントは、
- 自分の意見を明確に書く
- 理由を2つ書く
- 50〜60語程度でまとめる
この型に当てはめるだけ。
文字数が足りなくても、焦らずに「いつ」「どこで」「だれと」を説明すれば、自然に語数を増やせます。
意見陳述の採点ポイント
意見論述問題の採点は、解答は4つの観点で採点されます。
観点ごとに0~4点の5段階で評価され、得点の満点は16点。
観点1:内容
課題で求められている内容(意見とそれに沿った理由2つ)が含まれているかどうか
観点2:構成
英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか
観点3:語彙
課題に相応しい語彙を正しく使えているか
観点4:文法
文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか
▼英検公式サイト
ライティングテスト(英作文)の採点に関する観点 および注意点(準2級)
Eメール問題の「型」

2024年度から追加された、Eメール問題。
友人からのメールに返信を書く形式です。
- 質問に返事をする
- 下線部①②について質問をする
- 40〜50語程度でまとめる
この型に当てはめるだけ。使える表現や、決まり文句があれば尚良し。
Eメール問題の採点ポイント
Eメール問題の採点は、「内容」「語彙」「文法」の3つの観点で行われます。
観点ごとに0~3点の4段階で評価され、得点の満点は9点。意見論述問題では設けられていた「構成」は Eメール問題では問われません。
観点1:内容
課題で求められている内容(意見とそれに沿った理由2つ)が含まれているかどうか
観点2:語彙
課題に相応しい語彙を正しく使えているか
観点3:文法
文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか
リスニング|対策よりも 日常環境

リスニング対策として行ったのは、
- 過去問
- You Tube
これだけ。
英語が日常的に流れている環境そのものが、最も効果的な準備になります。
むしろ課題だったのは、
「集中力」
試験時間が長くなると、後半で集中が切れやすくなります。
これは年齢による部分も大きいため、完璧を目指すのではなく「慣れること」で負荷を減らします。
二次試験(面接)|必要なのは「慣れ」だけ
英検準2級は、二次試験として面接があります。
3級と比べると、質問内容や表現の幅は少し広くなりますが、やること自体は大きく変わりません。
必要なのは、
- 試験の流れを把握すること
- 質問に答える「型」に慣れること
この2つだけ
わが家では、YouTubeの面接練習動画を活用しました。
特に、Nick's Englishの英検 準2級 二次試験練習問題は非常によく整理されており、実践的な練習が可能です。
10回ほど練習した時点で、息子たちの不安はなくなりました。
面接は、英語力以上に「経験」が結果に影響します。ただし形式を知っていれば、過度に構える必要はありません。
使用した教材

問題集は、確認用として1冊のみ購入しました。
使用したのは、「英検準2級をひとつひとつわかりやすく。」
低年齢の子どもには、
- オールカラー
- 挿絵が多い
- 視覚的に理解しやすい
こうした要素が重要。内容の難易度以上に「心理的なハードルの低さ」が継続につながります。
準2級は、短期的な試験対策で合格する級ではありません。
語彙力 読解力 思考力 表現力
これまでの積み重ねが、そのまま結果として現れます。
わが家にとって、準2級は 英語を「勉強するもの」から「使うもの」へ。その転換点になった級だったと感じています。
最新記事はこちら










