小学生で英検2級|小2の家庭で行った対策まとめ(語彙・ライティング強化!)

英検2級は、「英語で考え、伝える力」を試される級です。
また、自分の考えを英語でまとめる力が必要になるため、大きな挑戦になります。
長男が小2で英検2級に合格。
帰国子女とはいえ 幼少期に数年海外で過ごしただけで、自然に2級レベルに届くわけではありません。
体感としては、小学校3〜4年生以降で内容理解と英語表現のバランスが育ってきた頃に進めると、合格の確度がぐっと高まる印象です。
この記事では、
- 文法
- 長文読解
- ライティング
- リスニング
- 面接
- 使用した教材
について、実際に家庭で行った対策をまとめています。小学生で英検2級を目指すご家庭の参考になれば嬉しいです。
▼英検のまとめ記事はこちら
目次
- 英検2級は「準2級の深掘り」
- 文法|オーダーメイドの問題を作成
- 長文|後日、追記予定
- ライティング|新たな試みを導入
- リスニング|後日、追記予定
- 面接|必要なのは「慣れ」だけ
- 使用した教材
- 初めての挫折「あと1問足りず不合格」
- 英検二級を通して得られたもの
英検2級は「準2級の深掘り」

一言で表すなら、英検2級は 準2級の深掘り。さらに 語彙力と知識力が必要になります。
単語帳を購入し、暗記にトライしてみたりもしましたが... やはり単なる暗記は年齢的に難しい。結局、一番効果があったのは 「読書」と「英語のYouTube」 でした。
文法|オーダーメイドの問題を作成
英検2級では、文法範囲が大幅に広がります。準2級までは「文章を読む中で感覚的に定着させる」で十分でしたが、2級では、問題演習も取り入れました。
わが家で行ったのは、毎日10問 オーダーメイドの文法問題を解くこと。
小学生なので、とにかく負担なく続けられることが最優先!
間違えた問題や知らない単語は徹底的に洗い出し、繰り返し復習しました。

オーダーメイドの問題は、AI(ChatGPT)を使って作成。
以下、実際に使用したプロンプトです。コピペしたりアレンジして使ってみてください!
①「小学2年生の息子が英検2級を受験します。語彙力の問題を10題作成してください。彼の好きなことはサッカー、水泳、算数、理科。この内容に関係する問題にしてください。」
②「先ほどの回答を日本語訳付きで作成してください。」
ポイントは、
子どもの興味がある分野で、英検2級レベルの問題を作ってもらうこと。数日分をまとめてプリントアウトし、朝勉の一部として習慣化しました。
学校に行っている間に親が丸付け
↓
就寝前に見直し
↓
翌朝覚えているか確認
これを毎日繰り返します。
印刷にはひと手間かかりますが、間違えた部分にマーカーを引いて確認できるので、小学校低学年にはおすすめです。
長文|後日、追記予定
ライティング|新たな試みを導入
準2級までは、とてもシンプル。
子どもが好きなジャンルのYouTubeを英語で流す、それだけ。楽しいことは続く。そう思って続けてきました。
けれど、2級に挑戦すると決めてから、ほんの少しだけ方向を変えました。
「好き」の中で深める、から「好き」を軸に、世界を広げる。取り入れたのは、ずばり!
「ニュースを聞く習慣」
わが家では、こちらの無料アプリを使っています。
無料ニュースアプリ
・News in Levels(無料)
レベル別で、英語ニュースを聞けるアプリ。
速度調整、クイズ、翻訳機能つき。元となるニュース動画も、簡単にアクセス可能です。準1級を見据えて、小3になる現在も 毎日続けています。
・NHK Easy(無料)
やさしい日本語で、日々の出来事に触れられるアプリ。
国名や地名、人名などにハイライトがついていて、小学生でも理解しやすいのが特徴。英語対策というより、日本語で社会を知る時間。
そして、もうひとつ。
これまでは、好きな番組を英語で見ていたYouTubeですが、2級に向けては、番組を意図的に追加。
ルールはひとつ。
好きな番組を見る前に、母オススメの番組を一つ観る。無理のない約束を、子どもと一緒に決めました。
教育YouTube
■ Peekaboo Kidz(Dr. BinocsShow)
現在、わが家のメイン番組。
海外のインターナショナルプリスクールで教えてもらった、インド発の教育系番組 Peekaboo Kids
身近な科学、季節のこと、宗教、歴史、文化など。幅広いテーマで、更新頻度も高めなのが高ポイントです。
■ TED-Ed(TED Education)
少し難しい内容もあるので、興味を持ったものだけ。「全部理解できなくてもいい」が大前提です。
好き、を否定しない。でも、そこに少しだけ意図を足す。英検2級の挑戦では、そんなフェーズに入りました。
英検2級 ライティング概要
英検2級のライティングは、2題構成。
- 意見陳述
- 要約問題(2024年度から追加)
意見陳述は、準2級と同じ「型」の流れで構成されますが、TOPICのレベルがぐっと段階上がります。
要約問題に関しては、小学校低学年の挑戦となると、なかなかハードルが高い―― わが家では、こんな方法をやってみました。
意見陳述の「型」+α

意見陳述のポイントは、
- 自分の意見を明確に書く
- 理由を2つ書く
- 80〜100語程度でまとめる
この型に当てはめるだけ。
ただし、TOPICのレベルがぐっと段階上がります。
例えば、
お金や経済、安全やライフスタイル、健康や文化、歴史など。説明に使用する4つのPOINTに使われる単語も、小学生には少し難しめ。
わからない単語や概念は、一つひとつ丁寧に教えます。

説明が難しい場合は、AI(Chat GPT)を頼ることもあります。
「小学生用に〇〇を説明して」
とプロンプトを送ることで、理解しやすい解説が即座に得られます。
準2級までの積み重ねで、薄く知識はある状態。ですが、小2という年齢ではまだ点と点がつながっていません。
それを少しずつ丁寧につなげていき、論理的な文章としてまとめる作業を繰り返します。
練習問題には、無料サイト Interstate 英検2級ライティング練習 を使用。
- 練習問題 30題ほど
- タイプ入力用/印刷手書き用あり
わが家は、印刷手書き用を使用し、書いたものを親が丸付け。採点は母親による対応で事足りました(写真撮影 → 文字起こし → AIで採点)
こうして、型を理解し、知識と表現を少しずつつなげる経験が、2級ライティング力の定着につながります。
意見陳述の採点ポイント
意見論述問題の採点は、解答は4つの観点で採点されます。
観点ごとに0~4点の5段階で評価され、得点の満点は16点。
観点1:内容
課題で求められている内容(意見とそれに沿った理由2つ)が含まれているかどうか
観点2:構成
英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか
観点3:語彙
課題に相応しい語彙を正しく使えているか
観点4:文法
文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか
▼英検公式サイト
ライティングテスト(英作文)の採点に関する観点 および注意点
要約問題

ポイントは、
- 150語程度の英文を要約
- 45〜55語でまとめる
さらに
- パラフレーズ(言い換え)
本文の表現を5語以上連続で そのまま使うと大幅な減点対象。類語や対義語を用いて自分の言葉でまとめる。 - 適切な単語
2級レベルにふさわしい適切な単語を使用。 - 正しい文法
誤りのない文を作る。単純で正確な文でも減点されにくい。
要約問題の採点ポイント
要約問題の採点は、解答は4つの観点で採点されます。
観点ごとに0~4点の5段階で評価され、得点の満点は16点。
観点1:内容
課題で求められている内容(意見とそれに沿った理由2つ)が含まれているかどうか
観点2:構成
英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか
観点3:語彙
課題に相応しい語彙を正しく使えているか
観点4:文法
文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか
リスニング|後日、追記予定
面接|必要なのは「慣れ」だけ
英検2級は、二次試験として面接があります。
準2級と比べると、パッセージの読解に基づく質問だけでなく、時事・意見・理由を求められる質問も出題。
やはりポイントは「慣れ」と「型の理解」です。わが家では、YouTubeの面接練習動画を活用しました。
特に、Nick's Englishの英検 2級 二次試験練習問題は非常によく整理されており、実践的な練習が可能です。
10回ほど練習した時点で、息子たちの不安はなくなりました。
面接は、英語力以上に「経験」が結果に影響します。ただし形式を知っていれば、過度に構える必要はありません。
使用した教材
問題集は、練習用として過去問集を1冊のみ購入しました。
使用したのは、「英検2級 過去6回全問題集 (旺文社英検書)」
初めての挫折「あと1問足りず不合格」
親子ともにとても悔しい思いをしましたが、この経験が「次こそは!」という強い気持ちにつながりました。本人にとっても大きな心の成長になったと感じています。
そして再挑戦。
気持ちを切り替えて取り組んだことで、最終的に合格をつかむことができました。
英検二級を通して得られたもの
英検2級の対策を通して得られたのは「合格」という結果以上に、世界に目を向けるきっかけや、自分の意見を考える習慣でした。
小3になった長男、現在は準1級に向けて挑戦を始めています。
ちなみに本人曰く「準2級 → 2級に挑戦するときが一番難しかった」そうです。
合格した後に「合格できたのはお母さんのおかげ」と言ってくれたことがありました。普段あまり言葉にしない分、その一言が胸に残っています。
親子で一緒に頑張った時間が、確かに絆を深めてくれたのだと思います。
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